かつては、多くの生産農家が山中和紙を漉いていましたが、現在では2軒だけとなってしまいました。安い輸入材との競争のなか、和紙のある暮らしも減り、生産量は少なくなっています。そこで、少しでも山中和紙の魅力を再発見し、広めていこうと考えました。

   
 そんな訳で、参加してきました。「モノづくり市」
 「モノづくり市」とは、クリエイターや職人が、お客様との交流を通じて「語れる商品」を販売し、日本のモノづくりの魅力を発信していくマーケットです。
         詳しくはこちら→「モノづくり市」

 今回は緑通信の姉妹誌「ひだびと。」の釜谷編集長と、山中和紙を応援する地元飛騨の印刷会社「高山印刷梶vの住さんと参加しました。
 明治40年創業の高山印刷さんは、昔、実際に使っていた「活版」を利用して山中和紙ポストカードやしおりへのスタンプ体験。私は、きめの細かい山中和紙にインクジェットプリンターで写真を印刷、LED行燈(あんどん)に仕立てることにしました。
    高山印刷梶ィ ホームページ FBホームページ
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 昔、活字を一つ一つ拾っては文字を組んで印刷していた活版印刷。そのカット(イラスト)に使われていた活版が高山印刷の倉庫にはたくさん眠っていました。ずいぶんと昔の絵柄のはずなのですが、なかなか可愛らしくて女の子に大人気だったのはちょっと意外かも!? 山中和紙の温かみのある風合いに、レトロな絵柄がよく合っていました。

 
     

 
 
 



 



行燈のうえにカーソルを置くと明かりが灯ります
 
 山中和紙は、きめが細かく、インクジェットプリンターで文字や写真をプリントすることが出来ます。そうした山中和紙を明かりで透かして見ると、和紙本来の風合いも相まってなかなか素敵です。そこで、木枠を手造りして行燈を作り、みなさんが携帯電話やスマホで撮った写真をその場で山中和紙にプリントアウト、オリジナル行燈に仕上げました。ロウソクのようにゆらゆらと明かりがゆれるLEDを灯せば、ほんわか素敵な雰囲気です。

      
          
    
 

  左の行灯は、「飛騨居酒屋 蔵助」に置いてあります。 電話で予約をして行くと、
 あなたのお名前が書かれ、テーブルの上に置かれているはずです。
  山中和紙の上にはプラ版が貼られており、ホワイトボードのマーカーで、名前を
 書いたり消したり出来るようになっています。
 (木地の表面は水性のウレタンニスで仕上げてありますので、飲食店でも安心です!)


  



  木で箱を作り、名刺入れにしました。
  木地そのままでも木目がきれいですが、そこに山中和紙を
 貼り、柿渋を塗り、最後にウレタンニスで仕上げると、透けて
 見える木目に和紙の風合いも相まってなかなか素敵です。
  写真や文字を刷りこんで加工すれば、世界に一つだけの
 オリジナル名刺入れの完成です。
  少し工夫をして、紅葉やいちょうの葉を貼り込んでもお洒落
 ですね。 
 

上側のふたに、紅葉の葉を和紙の下に貼りこんでいます。





写真も、思ったよりきれいに和紙に馴染みます。


      




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