7日目 松井田~沓掛【中軽井沢】 2014年8月11日(月)


《本日の歩行距離24.01km (累計160.97km)》

今、9:05、朝は5:30に目が覚めるが(昨夜は0:00過ぎ就寝)、もう一度寝て7:00過ぎに起床。トイレ大、細長いのがするっと出る+小。(朝食後にもう一度大。今度は軟便がぞろっと)

身支度・荷づくりをし、8:00過ぎに朝食を運んでいただく(ご主人も一緒)。足の腫れが引かないし、まだ痛みもある。しかし、出発しない訳にはいかない。3日間ありがとうございました。またお伺い出来ることを楽しみにしています。

さぁ、出発だ!!


《宿での最後の朝ごはん》

11:10、出発の時、女将さんとお嬢さんと記念写真を撮った。ご主人がシャッターを押してくれた。よい旅の記念になるだろう。


《お世話になった妙角旅館》

出かけてすぐは曇っていて、わずかに雨がぱらつきもしたが、今は晴れてきて、雲は多いものの夏の顔になってきた。湿度・気温ともに高い。6km弱ほど来たセーブオンで「群馬のおいしい水500ml」(100円)をまさに群馬で飲む!!  足の痛みが気になるが、無理せず休みながら行くしかない!!


《信越本線、踏切の名前は「製糸踏切」》

12:00、セーブオンから2kmも行かず横川駅。途中、山水が出ているところがあったので、頭に水を浴びる。横川駅にはご存知「峠の釜めし」おぎのや屋さん。お昼にはまだ早い気がしたので見るだけ。 駅には大勢の観光客が降りたっていた。この先ハイキングコースやトロッコ列車があるようす。汽笛が聞こえる。いよいよここから峠道。足よ、大丈夫か、がんばって!!

伊藤園梅ソーダ(130円?)飲む、自販機。

12:32、トイレ小を借りて出発!! 水・食料は坂本宿あたりで補給しよう。


《横川駅と峠の釜めし「おぎのや」》

 
《JR信越本線「横河駅」スタンプ》

13:17、坂本宿の看板にて。「雨が降りゃこそ松井田泊り、降りゃな越します坂本へ」(馬子の唄)、あっ、俺のことだ!!


《碓氷峠前、坂本宿》

《若山牧水も宿泊「つたや」》

坂本宿から先、山道に入る。(その前にお店でパンとお茶600mlを買っておいた) 想像を絶する厳しい道だった。運動靴ではつらい。軽登山靴くらいはいていた方が良い。 さらに、自動車道路からも離れるため、逃げ道がない!! 店も無い!! 座るところもない。実際、(軽井沢手前の)熊野神社まで来て、ようやく座って休憩した。 それまでずっと歩き続け、休憩も立ったままだった。座れないくらいの山道なのだ。(座れても、じっとしていると蚊などが来る) 途中、カモシカにも会った。 (そういえば松井田から横川に来る途中にサルにも会った)水を買う所も無く、坂本で買ったお茶1本で来た。(熊野)神社前でようやく水を買い(自販機)、残っていたお茶を一気に飲み干す。

東海道の箱根・小夜の中山・鈴鹿と比べても一番きついのではないか? 軽装備・一人歩きは危険であると認識した方がよい。


《溶岩の固まった柱状節理》

《「覗」から坂本宿を振り返り見下ろす》

《険しいながらも人の通った祈りがそこここに》

 

《なぜ、こんな山中に廃バスが!?》

熊野神社前から長野県。すでに軽井沢の雰囲気がする(お金のにおいがする!?)


《熊野神社前のそば屋、群馬・長野の県境》 

スマホ充電して行くか。今日はテントの予定だ。かなりここらは涼しい。夜はかなり涼しいと考えた方がよいだろう。

見晴らし台の方に公衆トイレがあり、そこへ行き小をする。きれいに掃除のされているトイレだ。その後、神社のところに戻り、向かいのバス停のベンチに座りコッペパンを食べる。もうすぐ夕暮だが、 結局昼は食べず、ここまで(買ったパンを)持って来た感じだ。(とても山の中では食べられなかった)

軽井沢へどのような道で行くか探したが、もうすぐ夕暮なので安全策を取り、舗装道路を行く。しかし、ずっと下りで、どんどんと振動が足に来る。

軽井沢へ向かう途中、後ろから自転車に乗って来た若者に話しかけられた。育ちの良さそうな、端正な顔立ちの青年である。話を聞くと、三笠ホテルに泊っていて、自転車で峠(熊野神社)へ行って来たとのこと。 神社界隈には「力うどん」の店がいくつもあって、さすが軽井沢に近いからうどん屋もおしゃれだ。と、僕は思っていたのだが、彼は「もっときれいなうどん屋がないか聞いたけど無かった」というようなことを言っていた。(セレブか!?)

とりとめも無いことを話しながら旧軽井沢のおしゃれ通りまで来て、別れた。「ひだびと。(という僕が寄稿しているフリーペーパー)」の名刺をあげた。(その間、ずいぶん高級そうなホテルや別荘の通りを歩いたので写真を撮れば良かった!!)


《急にお洒落で賑やかに、とまどう、、》

軽井沢を過ぎ、中軽井沢(沓掛・くつかけ)を目指す。(今日はテントだ)

暗くなる中、おしゃれな別荘、お店(レストラン)が森の中に続いている。ようやく、それらを過ぎ、軽井沢中学のところでテントを張る。テントに入って片づけなどしていると、足に血が出ている!!  蛭に喰われていたのだ。作務衣のズボンまで血がべっちょり、びっくり!! 恐る恐るズボンの中を見たが、蛭はもう落ちているらしい。マキロンで血を洗い流し、ティッシュで拭きとる。(ティッシュも買っといて良かった!!)  日記書いたり、スマホでFB見たりして21:00過ぎて眠ろうとして、しばらくうとうとしたが、やはり眠れず、又日記など書く。道路脇でクルマや踏切、救急車のサイレンなど、結構聞こえる。


《高級車の並ぶレストラン》


~今日のFacebookから~


FACEBOOK 2014.8.11 AM10:12
おはようございます。ふたたび、歩きはじめました。今日、みつけた今日の道。


FACEBOOK 2014.8.11 PM12:14
「峠の釜めし」で有名な横川駅前のおぎのや。お昼にはまだ早いので、いただかず。ここから軽井沢に向けて、道中最初の峠越え。


FACEBOOK 2014.8.11 PM13:24
坂本宿 この次の宿場は、碓氷峠を越えた先。軽井沢宿、信濃國に入る。ここの看板に、おもしろい馬子唄をみつけた。~雨が降りゃこそ松井田泊まり、降らにゃ越します坂本へ~ あっ、僕のことだった!f(^^


FACEBOOK 2014.8.11 PM 2:41
碓氷峠に向かう山道、坂本宿を見下ろす。素晴らしい景色だ。久しぶりに、腹からヤッホーを叫んだ。(^^)


FACEBOOK 2014.8.11 PM 5:13
長野県へ!きつい山道だった!(^^)/

今日は、松井田から出発し、碓氷峠越えだった。 そして、いま、憧れの高級リゾート地界隈で、 別荘を建てたところ。 みなさんをご招待したいのですが、 一夜限りにつきご勘弁をf(^^; 別荘(以下、テント)は、暑さがなければ 完全個室で、意外に快適ですよ。 しかし、下に敷くマットは 絶対に良いものを! 峠越えは、かなりきつかった! 箱根、小夜の中山、鈴鹿、いずれと比較しても 碓氷峠がきついと思う。 一般道路とも離れ、純粋な山道となるから、 逃げ場がない。もちろん、その間、休憩所、 自販機など、補給場所もない。 (実際、一度も座って休憩していない。じっとしていると、蚊などの虫も多い。テントに入ってから、蛭に喰われて、作務衣のズボンが血だらけになっていたことに気づいたf(^^;) 野生動物(クマなど)との遭遇も、注意が必要。 (実際に、間近でカモシカにあった) 携帯電話も、所々でつながらない。 緊急時の連絡手段が無いということも有り得る。 道がかなり悪い箇所もあり、軽登山靴は、 最低限必要か。 などなど、、f(^_^; 心配した足は、なんとか大丈夫だった。 テントで確認したところ、全体の腫れは かえって退いてくれた。 しかし、油断禁物。明日の朝、再度チェック! ありがとうございました(^^)
FACEBOOK 2014.8.11 PM21:31

《別荘内部》

《中山道は、高崎あたりまで、ほぼ北北西に向かって歩く。したがって、左腕上腕後部が、一番日焼けする。東海道では、ほぼ西に向かって歩くので、左腕がよく焼けた。南に向いているところが焼けるのだ。》

《立ち止まると、静か。風の音、鳥のさえずり、虫の声。》


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