第4日目 2013年8月12日(月)小田原~三島 34.3km

4時にアラームで起きる。昨日早めに休んだが、こんなに疲れていても寝つきが悪い!! 結局寝たのは22:00くらいかな?1:00に目が覚めた記憶もある。 しっかり準備、テーピングして歯磨き、顔洗い。携帯充電。エネループは部屋で寝ているうちに充電できた。うんこ、細いのが3本くらい。5:05携帯充電待機、81%。 「万葉の湯」なかなか良い。こういう宿が道中点々とあれば良いのに。


《マメ対策としてテーピングをする》

《「万葉の湯」》

《「小田原城」》

宿の前の吉野家で(380円)の焼きさけ朝定食喰う。念のため、もう一度うんこ。あまり出ない。5:40出発。小田原城を左に見つつ東海道へ。向うに見える山々を見ると、「大丈夫かな?」と思う。


《あの山を越えるのか、、》

まず3.8km歩いた。ローソンで休憩(6:25)、麦茶(98円)。朝は涼しいとはいえ汗が出る。


《吊橋も渡ります(怖い!)》

途中セブンイレブンに寄るが、まだ2kmしか歩いていないので何も買わずに出る。

旧道に入りしばらくすると坂道に。いよいよ来たか、天下の剣!!(7:55) ひたすら登るしかない。「一歩一歩踏みしめて」なんて今まであったか!? 坂はきついが、まだそんなに暑くなく、木陰も多いので助かる。

(つばめがいるよ!!)

しばらく自販機もなくやばい!!と思い、ホテル「はなつな」というところで自販機あるか聞く。外に安いのがあると聞き、ポカリ(130円)で買う。さっきのセブンイレブンから3km、やはり1時間かかった。

鎖雲寺のところにつめたい水道あり。飲めるか知らんが、頭から水をあびてさっぱり。元気出た!!


 

 

《女転ばし坂》 

《畑の茶屋 「畑宿一里塚」》 

ようやく寄木細工のある、畑の茶屋まで登ってきた。ひたすらおっちらおっちらの坂道。お茶(130円 ダイドー葉の茶)を飲み、大黒天(守源寺)の水道で頭から水をかぶる。 鎖雲寺の近くにもトイレがあったが、ここにもきれいなトイレがあり、ご老人夫婦が掃除をしてくれていた。トイレを借りておしっこ。ここからはいよいよ石畳の道を行く。


 

《一里塚の横を石畳の道が行く》

《「石畳」 まさに苔滑らか》

 

 

 

 

《石畳に作られた排水路》

《橿木坂(かしのきざか)「どんぐりほどの涙こぼる、、」》 

畑の茶屋から距離にして720m、橿木坂(かしのきざか)まで来て一休みと、スマホの電池交換(補助バッテリー)。1kmないが坂がかなりきつい。橿木坂由来、看板あり。 「どんぐりほどの涙こぼる」と。しかし、初日の二日酔いや平地での暑さと比べると、木陰もあり風も吹くせいか、今のところきついのだが多少周囲を楽しむ余裕もある。 短いが石畳も歩いた。まさに「苔なめらか」であった。


  

《「橿木坂」(かしのきざか)界隈》 

 

ここ七曲りあたりは、歩行者用にショートカットの階段がある。歩道もないので車道は危険とのことだろうが、この階段がえらいきつい。距離は短くなるのだろうが、疲労は数倍か?  まさに「どんぐりほどの」だ。


《箱根旧街道県道湯本元箱根線道路完成記念碑》

《「貴方は今歌っていますか」小澤征爾》 

  

《見晴茶屋跡》

 

《「甘酒茶屋」》 

 

甘酒茶屋まで来た。畑の茶屋から距離2.11km、その間補水なし(手ぶら)だったがなんとか持つ。箱根路は死なない程度に茶屋があるのかな。 でも、心配な人はやはり水を持った方が良いが、少しでも荷は軽い方がいい。ここは無料休憩所もあり、資料館も無料併設されている。全体に薄暗く昔風情なのだが、 しかし、、、資料館入口の梁が薄暗い中、あまりにも(ありえない!しかし昔はこの高さが普通か?)低く、頭頂部を絶妙の角度で強打!!強烈な痛みと衝撃と、 そして怒りが今までの疲れも吹き飛ばす。買ったばかりのペットボトル水(100円 550ml南アルプス天然水)を頭に乗せて冷やす。気持ちいい。 しかし大事に至らずよかった。ここは有料の店もあるが、駐車場の方に100円の自販機もある。よかった。鶯など鳥のさえずりも聞こえて風情よし。トイレでおしっこする。


 

《昔の駕籠(かご)》

《甘酒茶屋 資料館「赤穂浪士 大高源吾 詫び証文の図」》

 

 

《東海道の所要時間》

 

 

しばらくして、また石畳に。


 

 

 

 

 

30分も歩くと芦ノ湖へ。すっかり観光地でギャップを感じる。


《観光地芦ノ湖は薄曇りだった》 

 

《箱根杉並木》

 

《緑通信の名刺にもなった写真》

《箱根関所へ》

関所、500円で有料だったので迂回。少し先のドライブイン(旅物語館)が集まっているあたりで自販機(130円 ダイドースポーツアスリート)。


 


《※通行料500円かと思ったが実際は無料。展示施設見学の場合のみ500円が必要》 

 

 

  

雷かな? 薄曇りのなかドンドンと音がする。 13:10、途中のお店でアンパン(130円くらい?)、半分を歩きながら喰う。


《箱根峠から芦ノ湖を望む》 

 

《道の駅 鉾根峠スタンプ》

道の駅「はこね峠」まで来た。関所から2.3km、もう少し行けば本当の峠であとは下りか。行くしかない。遠雷の音が気になる。トイレでおしっこする。車いす用トイレで頭を冷やさせてもらう。 150円で自販機、富士山のバナジウム天然水530ml買って出発する!!


《箱根峠》

 

《箱根峠接待茶屋》 

 

《ここから箱根旧街道へ分岐》

 

 

《この左側に、、》

《明治天皇御小休跡》

《念仏石》

《ここも順路》

 

《三島市へ なだらかな下り坂が続く》

 

《雲助徳利の墓》

 

 

箱根峠を越え約5km、山中城跡の休憩所・売店まで来た(売店は閉まっている)。150円で自販機、そうけんび茶、冷たくてうまい!!やはり自販機物は冷たくていーがー。


 

峠を越え三島側に入ると、同じ箱根八里でも趣が違う。下りで楽をしているのが最大の理由だが、静かな雰囲気を感じた。里まで下りてくると、もう国が違うのがわかる。 何が違うのかは細かく見出せなくとも、旅情が湧く。遠くへ来たと思わせる空気はわかる。

ここまでの道のりも、途中からは旧道で木陰涼しく歩きやすかった。下りだからと気を抜くと、滑ったり、くじいたりしそうで慎重に歩いた。 鶯鳴いているよ。

トイレでおしっこする。汗がたくさん出ているせいか相変わらず量は少ない。ケツの筋肉が痛くなってきた。タレたケツがUPするか!? にん玉4つ飲む。


 

《三島大吊橋 当時はまだ工事中だった》

 

 

 

 

三ツ谷新田というところまで来て、自販機で水110円(ダイドーミウ海洋深層水おいしい軟水)。下りも勾配がきついと足の裏も痛い。少しづつ、ちょっちょっと下りる。 ここらあたり畑作が多いようで道も風情ある。水飲んでたら通りすがりのおばちゃんが、「登りですか?下りですか?」と聞いてくる。「おかげさまで下りです」と言う。 ここらでは、東は登り、西は下りと決まっているんだなぁ。

ネギ農家の出荷作業。水洗いして箱詰め。よい匂いがする。子供がまわりで遊んでいる。


 

 

 

 

 

 

《三島市街、駅を目指す》

 

三島駅に到着したが、新幹線側(の駅前)に来てしまい、(反対側に渡る)通路は無く、ちょー大周りで在来線側に行くも、手頃な風呂・サウナは無し。ネット検索でも出ない。 そこで「マンキツ・カラオケ」を思いついて検索。カラオケは一人はダメ、泊りもダメ。マンキツOK、しかし新幹線側!!また戻るのか!! 明日からは駅の並び、マンキツ・カラオケなど、事前調査の幅を広げるべし。

ようやくマンキツ近く。7時間1,600円、10時間2,600円なので、7時間で済ますため、まずは近くの食堂に入る。コロッケ定食630円たのむ 自家製ヨモギ茶(冷)出してくれる(ペットボトル2Lで!!)。 うまい!!(石渡初枝さん!!)。一息つく。今日もよかった!!疲れが吹き飛ぶ!!


 

コロッケ定食。焼鯖、やっこ、おしんこなども付いて盛りだくさん。安い!!でもあんまり食べられない。食堂「八つ家」、いいかも、親切。少しお店のおばちゃんと話した。 (トンカツ定食770円、他690円~、納豆定食550円)

マンキツ、7時間まで1,700円(?)、入会金も取られ300円、シャワー300円、さっそく浴びてさっぱり。フラットお座敷タイプで横になる。 悪くはないが当然明るい。 なかなか寝付けないのはいつもの事なので、あまり場所を悪くは思わない。さっぱりして横になれるだけでもありがたい。 時間がもったいないのでしないが、マンガ・PC・テレビも当然使いたい放題で、ドリンクも飲み放題。1時間ほどしてやはり目が覚め、23:30。24:00に寝たとして3時間か、、、。

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