第15日目 2013年8月23日(金)亀山~甲賀市・水口宿 31.1km

夜中(2:30)に一度目が覚め、次に5:15くらいに覚めたが、すぐにぐっすり眠れた。 5:45のアラームで起き、テーピング、パッキングなどを済まして6:30朝食へ。

バイキングで、ごはん、味噌汁、ハンバーグ、ソーセージ、玉子焼き、ひじき、大根干し、めかぶ、のり、生卵、黒豆、ポテトサラダ、ヨーグルト、オレンジジュース、お茶など、他にもパンなどもあり、サラダもあり盛りだくさん。 満足!! 食堂の従業員さんも色々声をかけてくれたり親切。

今朝はゆっくりだったが大満足。お天気大丈夫かな? 念のため、合羽をすぐ取り出せるようにザックの一番上に入れる。7:15くらい出発になるかな。

(起きてすぐおしっこ、うんこ細長少し)(食後うんこ、びちびち)(ひげそり、歯磨き)念のため正露丸飲む。7:20くらい出発か?

部屋にファブリーズが置いてあったので、リュックの消臭!!(笠も!!) う~ん、部屋を出るの7:20過ぎた!!(笑!!)


《亀山の日の出 ホテルの窓から》

《ホテルの部屋》

《朝食バイキング》

《フルーツとヨーグルトも》

《さあ、出発だ!!》

《亀山ストーリアホテル》

《亀山の町》

 

 

 

 

亀山の町を出て、野村の一里塚を過ぎ、関宿まで一気に5.8kmやって来た。途中、亀山の町を出てからは、田んぼ、野原の広がる鈴鹿川沿いを気持ちの良い風に吹かれながら歩いてきた。 ファブリーズの効果もあり、尚気持ちよい。しかし、関宿まで自販機などは無く、休憩所もない。今日は雲が少し出て太陽が隠れていたからよいが、炎天なら大変だろう。


《野村一里塚》

 

 

《布氣皇舘太神社》

 

 

 

《鈴鹿川沿いを歩く》

《鈴鹿の山か》

 

 

関宿に来ても申し合わせたように何もない。ようやく見つけた自販機で「いろはす(120円)」。う~ん、一息つく!! おっと、ごみの収集車が来たので退散!! そこはごみ集積所の横でした!!  この先ちょっと行くと、又自販機とかありそう!!(タバコだった、、)。この通りも静かなようで地元の裏道になっているようでクルマがけっこう行き交うので注意!!


 

 

《関宿の街並みへ》 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し行った、鮮魚青果物商遊快亭の前に自販機と休憩所がある。「御馳走場」と言うらしい。(通りの)真中くらいまで来ると、喫茶店などもあり、ゆっくりと休むことが出来る。クルマが通らないと本当に静かな古い町並みだ。


 

 

《鮮魚青果「遊快亭」》

 

 

 

 

また少し行くと「ちょうかんてい」(鳥瞰亭?)という、建物を使った休憩所があり、2階のテラスに上ると街道の町並みが見下ろせる。中には井戸の再現や、あずまやがあり、外にも街道に面して座れるようになっている。 さっき水飲んだばかりだが、リプトンアップルティー500ml(130円)をまた飲んじゃう!! 気持ちいいー、うまい!! 朝にしっかり食べて調子いいせいか、おいしい水分も欲しくなるー!!


《鳥瞰亭から 見えるは鈴鹿の山か》

 

 

 

《「ちょうかんてい」》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっかりのんびり歩いてしまったが、関宿も終り、西の追分に。休憩所がある。昔の家をそのまま休憩所にしたもので、上がることもできる。 昔の暮らしは不便だろうが、暑い夏に風通しよく、涼しく過ごすための工夫、造りになっていると思う。


《関宿「西の追分」休憩施設》

 

 

 

 

西追分を出て国道に入ると、まもなく山間の道になる。途中、自販機を見つけたのでチェリオ麦茶(100円)を買っておく。この先水場があるかわからないから用心だ!!


 

 

《こんなところに》

 

 

《「筆捨山(ふですてやま)」》

 

 

 

 

 

 

《突然、木彫りの旅人が!!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴鹿峠自然の家まで来た。昔の木造校舎を利用した施設だそうで、子供たちがキャンプなどに来ている。管理の方が話をして下さり、お手製の「東海道53次クイズ」をくれた。 この小学校は先月8月4日のテレビドラマ「二十四の瞳」の本校として撮影にも使われたそうだ。

小学校を過ぎ、いよいよ峠というところで自販機を見つけ、いろはす(120円)を買い、峠に備える。 (この自販機ごみ箱無いで!! 空いたペットボトルを置いていかず、リュックの袋に入れて持って行こうとしたら、50円拾った!!ラッキー!!) 少し曇ってきた!!


《「鈴鹿峠自然の家」(旧坂下尋常高等小学校)》

 

 

 

《校庭から歩いて来た道を振り返る》

 

 

 

 

 

《こんなところに!?でも、見つけられなかった》

《国道1号から別れ山中へ》

 

 

 

《次第に道が険しく》

 

 

《箱根と同じく、新道と交差するところには急階段が》

《「ほっしんの初にこゆる鈴鹿山」松尾芭蕉》

 

 

《倒木などもあり険しい》

 

 

鈴鹿峠越えた!!きつかった。箱根より整備されてないワイルドな感じで、行き交う人もいない。距離は短いかもしれないが急こう配きつかった!! しかし、峠を過ぎ、林を抜けると滋賀県。 急になだらかな穏やかな感じ。少し先の休憩所でトイレを借りておしっこ。大きな灯ろうがある。さて、あとはゆるやかな下りらしいので、のんびり行こう!! やったー!! ありがとう!!

(鈴鹿峠は何だか虫(蚊ではない)が顔に寄って来てすごかった。ファブリーズのいい匂いのせいかな!?)


 

 

《峠を越えると滋賀県 おだやかな下り坂となる》

《土山宿へ 「間(あい)の土山雨が降る」~鈴鹿馬子唄~》

 

 

 

 

《四国・金毘羅参り「万人講常夜灯」》

《甲賀市へ》

《鹿に注意!》

 

《国道1号「東京から435km」》

 

峠から2kmくらい歩いてきたが、ゆるやかな下りで楽なのだけれど、国道沿いでびゅんびゅん大型トラックがすぐ横を走る中を歩くのは楽ではない。薄曇りなのでまだよいか。これが晴天だったらかなり苦しいだろう。 そんな道の脇の田んぼで花の写真を撮っていたら、おばちゃんが「そんなのめずらしいか?」と言って「水萩」という名前を教えてくれた。一言二言交わしてご挨拶して失礼した。「気をつけて」と言って下さった。


《紫の花「水萩」と教わる》 

 

山中というあたりまで来て、道路の右側へ旧道に少し入ることができた。お地蔵さまのところに自販機があったので、なんとコーラ500mlペットボトル(150円)を買う。う~ん、すっきりさわやか。がんがん照りでないと、 こういうのがいいのかな? それとも旅も終盤に入り、糖分などを体が求めるようになったか?


 

《地蔵大菩薩様》

《新名神高速道路》

 

向かい風が吹くと、とんぼが向かい風に乗ってついてくるようだ。


 

《「山中一里塚跡」》

《東海道猪鼻村(現土山町猪鼻)へ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道の駅「あいの土山」まで来た。おおむね下りできつくはなかったが、多くは国道沿いできつかったか。この後は、しばらく静かだろう。静かと言えば、この道の駅も静か。 4~5人の人はみえるが、誰もしゃべらず、パンフを見たり、どこからとなくTV(自販機に付いている宣伝用TVの音だった)か何かの音がするだけ。無料のお茶(土山茶)や冷水もあってよい!!

地元のお米を使ったおにぎり290円など売っていたが、迷ってきつねうどん(500円)を食券を買って食べる!! 15:20という時間もあって客は僕一人。梅干しを一粒のせて梅干しきつねうどんにして食べた。

ちょっと長居しました。15:46出発しましょう!!(トイレも借りておしっこ少々)


 

《梅干きつねうどん》

 

 

 

《東海道五十三次 土山「春之雨」~坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る(鈴鹿馬子唄より)》 

《扇屋伝承文化館》

 

 

 

《土山宿「大黒屋本陣跡」》

道の駅から5.6kmちょっと。大野公民館・三軒家集会所の、ちょっとした公園(ベンチがある)まで来た。途中、オレンジジュースを2本くれたおばさんがいた。 兄弟は関東にいるとのこと。関東の人かと思って声をかけて下さった。田中範弥先輩から℡あった。益田会19日のこと。天気予報見ると、甲賀は夜少し雨らしい。 大丈夫かな? 大坪さんにメールの返信する。この辺の子供は、すっかり関西弁だな!! 公園で水を飲み、手拭いをすすぐ。


《オレンジジュースをいただく》

 

 

 

 

《地元の方の道しるべ》

《野洲川を「歌声橋」で渡る》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水口町今郷まで来た。18:30。ちょっと道を外れた所のグランドに屋根のある場所がある。簡易トイレでおしっこさせてもらい、近くの社務所みたいな所で歯磨きと、水を飲ませてもらったあと、 屋根の下にテントを張らせてもらった。案の定、暗くなってから少し雨がぱらつき遠雷もする。よかった、ありがとうございます。


《甲賀市水口 雨が心配になってきた、、、》

《夜、土砂降りに》

 

《雷鳴も轟く》

《テントの間近まで雨が押し寄せた》

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