第16日目 2013年8月24日(土)甲賀市・水口宿~京都・三条大橋 53.0km

昨夜はひどい嵐だった。21時~22時くらいまでかな、心配で外の様子をうかがっていた!! 0:30頃、目が覚め、次は3:30か。そのまま4:00まで過ごし、行動開始。


《AM4:07 嵐が去り月が出てきた》

 

《朝4時半頃、なんとか雨は上がってきた》

4:45出発。ローソン水口今郷店でノート買う。麦茶・おにぎり(105円、98円、110円)、歩きながら食べ、飲む。3kmほど来て水口宿の休憩所へ。雨はわずかにぱらついたが、心配なさそう。しかし、朝から蒸す。

昨夜、カミナリ・アメはすごかった。本当にあの屋根の下(ベンチ)にテント張れてよかった。それでも少し水が押し寄せたくらいだ。助かった!! ありがとうございます!!


《東海道四十九半 高札場お休み処》

 

《まだ暗い中出発》

《昨夜の雨に打たれてうなだれているよう》

《東海道五十次「水口宿」松原町へ》

 

《AM5:25 朝からお豆腐屋さんは働く》

 

《水口宿「本陣跡」》

 

《「三筋(みすじ)の町」》

《東海道がここで3本の筋に分かれ、その沿道に水口宿の街並みは栄えた。3筋がまた1本の東海道にまとまったところで街並みが終わる》

 

 

《東海道水口宿「大池町(おいけまち)のからくり時計」がある休憩施設》

 

 

《「大池町(おいけまち)のからくり時計」》

 

 

《「三筋の町 からくり人形時計」ここで3本に分かれた筋がまた1本の東海道に戻る》

《「三筋の町 からくり人形時計」からほど近い、近江鉄道水口・蒲生野線「水口石橋駅」》

 

 

 

《小坂町の「水口石」(力石)》

炭酸が飲みたくなり、美富久酒造の先でチェリオ愛のスコールラムネ風味500ml(100円)を買う。雨が少しぱらつくが、この程度は笠でOKか。


《美冨久酒造》

《当時の滋賀県知事「嘉田由紀子」さんと「あとう快」さんのサイン》

 

横田渡しまでの長い真っすぐの一本道で、おばちゃんに声かけられる。完全に関西弁や!!


《東海道が一直線に延びる「北脇縄手」》

 

 

《昨晩の嵐で稲も倒れている》

 

 

 

《こういうのを見ると関西っぽい感じがする》

 

 

 

 

《東海道「泉一里塚」》

 

 

《東海道「横田渡」》

 

《「横田渡常夜燈」》

 

 

《野洲川》

 

横田の渡しの先、野洲川の橋、コワスギ!! 欄干が腰の高さより低い!! そこそこ高いし風もあり、雨ぱらつき、水たまりもよけられずキープレフトで直進!!

湖南市に入り、旧道にもどりしばらく行くと、「お休み処」という休憩所があり一服。長谷商店という店も前にあり、自販機でダイドーキリマンジャロブレンド(120円)を買う。 今日は小雨もようで汗もあまりかかない。こんな時は少し甘いものも欲しくなる。冷たさも相まっておいしー!!

中学生くらいの子供らが自転車にヘルメットで学校に向かっている。短いトンネルがすぐ目の前にあり、それをくぐった先の児童公園にトイレもあるようだ。スタンプ押す。

この休憩所、天井から電器がぶらさがっている。夜来た人は自分でつけて使って下さいということかな!?

小さな虫が多い!!(刺したりはしないけど)。ここも裏道で、クルマバンバン、ビュンビュン!!


 

《JR草津線》

 

 

《「大沙川隧道」東海道の上を大沙川が流れる「天井川」。隧道は明治17年3月に県下最初の道路トンネルとして築造。地元では「吉永のマンポ」と呼ばれる》

《三雲城址・猿飛佐助甲賀流忍者の里「おもてなし処」》

 

 

 

 

 

《その先にも「由良谷川隧道」 (近代土木遺産)がある》

 

 

《北島酒造》

 

また次の「お休み処」まで来た。手作り感があって、きれいに掃除もされていて気持ち良い!! ありがとうございます。

スタンプがあったので押したが、色違い(青)だけで、内容はさっきと同じだった。ここまで来る途中にあったお休み処では町内のお祭りのような準備(屋台とか)していて寄れなかったが、そこも同じスタンプだったのだろう。

火鉢が置いてあって、灰皿代わりだろうが、おにぎりの包みや湿布薬の剥離紙が捨ててあって、旅人の様子が伺える。(しかし、ゴミや吸い殻はお持ち帰り下さいと書いてあるのだが、、)  雨は上がり、薄曇り状態。少し蒸し暑いが、炎天下より歩きやすい。先が見えてきたのもあるが、歩くペースが早くなっている。無理しないように!! 電池の交換もする。


 

 

 

 

 

石部宿に入った。ここはお花や琴とか、習い事の師範の家が多いなー!!

おばあさんが「雨が上がるとよろしおすなぁ」と声をかけて下さった。


 

《「未生流生花教授服部令甫」》

 

《東海道五十一次宿場「石部宿」》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《前方に見えるは三上山か》

 

 

 

 

《「近江富士」ともよばれる三上山 大ムカデ伝説も有り!》

 

 

 

 

《旧和中散本舗「大角家住宅」》

《薬などを売っていた豪商の家(閉まっていた)》

 

 

 

 

《春、秋の特別公開期間以外は、非公開。(入館料 大人400円)》

 

《東海道「六地蔵一里塚跡」》

《SLの動輪が置かれている一般のお宅》

《東海道小野村「肩かえの松」》

 

《手原駅近く 手原稲荷神社「手ハラベンチ」》

さっきのお休み処から一気に8km以上来た!! 手原駅だ。ここまで座るところもトイレも見当たらなかった(気付かなかっただけかも!!)。又、自販機も無く、酒屋などはあっても、自販機などは無かったかな。 駅に1~2kmくらいまでになると、自販機がちょこちょこ出てくるが座る場所が無い。炎天下の時は、日影を見つけて座りこむことも出来たが、今日みたいな小雨や曇りだと、その辺にも座りにくい。 う~ん、身体的には楽なんだけど足は疲れる~。でも、やっぱりだいぶ楽かな。そんな訳で飲み物は駅までガマンしようと思ったが、チェリオのなんでも100円のペットボトルがあったので、歩きながら飲むことに。 「セーフガード」を買おうとしたが間違えて、となりの「ジャングルマンX」500ml(100円)、カフェイン・炭酸強めというのを買ってしまった!! う~ん、びみょーな味わい!!  やがて駅まで来て、少しがまんをしていたトイレに行きおしっこ。おならも出たが、うんこは大丈夫そう。ちなみに割ときれいなトイレで、洋式だがウォシュレットは無い。

さぁ、出かけよう!! と思ったら雨がパラパラ。とりあえずうんこも出して行くことにして、再度トイレへ。うんこもパラパラと出た。


《東海道・中郡街道 追分》

《雨が降ってくる PM12:58》

《街道名物「目川田楽」発祥の地~元伊勢屋跡~》

 

 

 

《「草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒」松尾芭蕉 芭蕉も田楽を肴に菊の水を飲んだか》

 

《東海道新幹線の高架をくぐる》

《草津市へ》

《「話し合う家庭」》

草津へ着いた。温泉街ではなかった!!(はずかし)。中山道との交差点で、昔の交通の要衝だった街だ。本陣が残るが有料なのと、時間がないので外から写真を撮るだけ。食堂で生姜焼き定食を食べてパワーアップ!!(680円)


《「草津宿本陣」現存する最大級の本陣》

 

《お金がなくて外から覗くのみ》

 

《本日は細川越中守殿が御宿泊》

 

 

《東海道と中山道の合流地点「草津宿高札場」 トンネル(草津川隧道)の向こうが中山道 右手が東海道》

《草津隧道をくぐり中山道方面(商店街)へ》

 

《釜めし「いずみや」で生姜焼き定食》

 

《近江牛を商う店も》

《草津宿を出発》

 

 

《弁天池》

 

《大津へ》

4kmほど歩いて大津瀬田の月輪寺の前で一服。自販機で「いろはす」500ml(110円)。 まだ雨がぱらつく。


 

《瀬田川「唐橋東詰」 右手に琵琶湖》

 

 

《琵琶湖が見える》

 

《京阪石山坂本線「石山駅」》

《イモ虫のような電車がかわいい》

石山の駅まで来た。休憩を駅前のベンチでしつつ、今日の宿泊を思案する。明日、京都入りするなら、やはりビジホなどに泊って洗濯など整えた方がよいか。 ならば大津あたり(あと4kmくらい)で宿を取れば残りは11kmくらいで、ゆっくりでも昼に京都に着くだろう。

しかし、あまりお金を使うのはどうか、、、。グーグルアースで大津、もしくは石塚あたりを見てもピンと来ない。なまけ心も働いているのかもしれない。 えーい、時間ばかりかけてもしょうがない!!決断せねば。ということで、大津のビジホに℡する。満室、、。その後石山も含めて何軒か℡するも満室。京都まで石山から15kmか。

うん??、15km?? 今日歩けるんじゃね!?

昨日は雷雨のため、たしかに寝不足だが、他の野宿日とくらべて半分も寝ていないという訳ではない。それに今日は曇天で、暑さで体力を消耗してもいない。さらに今日で最後だ。行ける要素はあるのではないか?

それに迷っていた1時間あまりがよい休憩になっている。行くしかない。6:15くらいのスタートか。(トイレを駅で借りておしっこして出発)


・よし決心。 途中C.C.レモン(缶500ml 120円)自販機で買う!!


《日本橋から485km 大津あたり》

大津から京都は近いし、電車で10分だし、思ったほどの真っ暗な山道ではないのではないか、そんな気がしてきた。大津あたりで夜になってきた。

しかし、案の定、1号線は交通量も多いのでクルマのライトの灯りは歩道を照らすに申し分ない。市内に向かう道なので、大型ばかりがビュンビュンでもない。


 

 

逢坂の関、なんの情緒も無くひたすら歩く。


《「知るも知らぬも」逢坂の関あたり》

 

 

 

どんどん歩く。おそらく今回の旅で最速のペースではないか。


 

 

山道を越え、高速・バイパスを越えるのに少し迷いつつ、京都市内へ。


《八つ橋!ついに京都へ》

 

《この歩道を渡れば、、》

 

 

《京都市へ!》

 

《徳林庵(山科地蔵)》

《JR湖西線・琵琶湖線、京阪京津線、地下鉄「山科駅」》

《京都三条御陵店セブンイレブン》

 

・京都三条御陵店セブンイレブン、ジョージアカフェオレ(缶 259g 110円)、最後の一本か。ここまで一気に11.7km。


 

 

 

三条通りに入ってからは最後のだらだら坂。そこを越えればいよいよ市中へ。途中、自称おばさんの連中に声をかけられ記念撮影。「学生さんですか?」と言われる。さらに歩く、一気に歩く(途中の補給は先に書いた通り)。


 

《ありがとうございます!》

 

 

 

 

ついに三条大橋来た!! ありがとう!!(21:15頃か)


 

 

 

 

《通りすがりの方に撮っていただく》

《ついに到着したのだ!》

 

《弥二さん・喜多さんもいる!》

 

京都の中でも繁華街のよう。写真撮影ののち、居場所をさがして烏丸方面へ。そして京都駅方面へ。五条あたりで「やよい軒」という定食屋、「焼サバ定食(590円)」、「生ビール(250円)」の食券を買い、一人乾杯。(22:36)

三条大橋で央に℡した。FBにUP、ありがとう。同級生にメール。堀さん、白土さん、宮崎さんにメール。


《「やよい軒」にて》

 

 

《今回の旅で初めて飲んだ酒》

ご飯を食べてどうしようか。朝まで朝まで駅で過ごして始発で帰るかな。(トイレを借りて、おしっこ、うんこびち少し)

しかし、ラストスパート激しかった。よく一気に15kmあれから歩いたものだ。それもアップダウンの国道沿い。やはりふくらはぎがそーとー張っている。すごく痛い訳ではないが、今までにないくらい痛い。


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